【プンプン怒って帰ってきた義母 Part2】
いつもブログをお読みくださり、ありがとうございます。
義母とのエピソードに大きな反響をいただき、驚いています。
義母の逸話は山ほどあります。
今日はその中から、クスッと笑えるお話を。
友だちとの食事に嬉しそうに出かけて行った義母が、プンプン怒りながら帰ってきた。
「たかこさん、聞いて。田中さん(仮名)がたかこさんの悪口を言うの。
もう腹が立って腹が立って。途中で帰ってきた!」
「?」
田中さんて誰?
私は田中さんに会ったこともないし、話したこともない。
何か知らないうちに迷惑でもかけたんだろうか。
プンプン怒っている義母から話を聞いた。
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義母は私のことを、田中さんに話していたという。
義母はただ話していただけ。
でも、田中さんには、それが私に対する愚痴に聞こえたのかもしれない。
義母の話にあいづちを打ち、更に義母を喜ばせようと、
ついうっかり私のことを悪く言ってしまったようだ。
で、義母は、なんであんたにたかこさんの悪口言われなあかんの!
となって、怒って帰ってきたのだ。
田中さん、冤罪!
なんとなくわかるような気がする。
人には悪口に聞こえても、義母にはそんなつもりはなく、
ただ思ったことを口にしただけ。
たとえ悪口であったとしても、自分が言うのはいいけれど、
他人が言うと腹が立つのだろう。
義母といると、ムカッとすることも多々あったけれど、
嫌いになりきれなかったのは、こんなことがたまにあって、笑ってしまうから。
多分、真剣に腹を立てるのがアホらしくなってくるからかもしれない。
それに、私も義母に言われっぱなしではなく、言いたいことは言っていた。
母に言われたことがある。
「お姑さんと口喧嘩して、勝ったところで誰もほめてくれへんよ。黙っとき」
ちなみに、義母の衝撃発言を初めて聞いたのは、結婚前、家に遊びに行った時のこと。
「どうしてたかこさんは背が低いの?」
私の身長は151cm。確かに小柄だ。
でも、義母は145cm。私より更に小さい。
「私は食糧難の時代に育ったから小さくても仕方ないけど、
たかこさんはどうして背が低いの?」
知らんがな。
以上の出来事を、人付き合いの観点から考察します。
1、人の悪口に便乗したら、痛い目をみる。
2、ふだん変なことをしている人がたまに良いことをしたら、それだけで評価がぐっと上がることがある。
→不良少年がお婆さんに席を譲ったら、あの子はほんとは良い子なんだ的な感じ。
3、質問は、人を怒らせる威力を持っている。